Infinite Energy ∞ 無限の体力

無限の体力を目指す管理人の戦いの記録。ロードバイクのエンデューロレースを中心に活動。富山のトライアスロンチーム「毒キノコ連合」に所属。

ニューTTバイク!(インプレ編 その1)

6/8(水)

こんにちは!
体力バカです!(,,゚Д゚)

今日はいよいよリドレー ディーン (Ridley Dean)のインプレをまとめてみます。

今日まで乗ったのは、ステムが長い状態で6/1(木)に平坦コース 50km、6/2(金)にステム交換完了して最終仕様にFIX、6/3(土)に山岳コース 70km、6/4(日)に平坦コース 70kmを走り込んでみました。

まずは6/1(木)に平坦コースをバーテープも巻いてない状態で試走へ…w


Ridley Deanの試乗レポートはほとんどないものの、数少ない情報では硬くてお尻への突き上げがかなりあるとのこと…
とりあえずお尻に全集中して走り出す…w

あれ?
全然突き上げ…
来ない…(゚∀゚)

リアバックはかなり太めなのになんでだろう?

素材に高張力カーボンを使ってないためか非常にマイルド…路面の凹凸がかなり丸まって伝わって不快感ゼロで素晴らしい!(^o^)b

そしてフロントフォークがそれにも増してかなり快適!

過去に乗ったバイクの中でもベストに近いほど振動吸収性が高くて、肘を置いたDHポジションでも突き上げが丸まってかなり快適!

これは良い意味で裏切られました!
さすが「Tested on pave」(石畳でテスト済)を誇るRidley!

振動吸収性としては、リアはRidley Fenix SLX (2018 リム)とまでは行かないけど、Cannondale Supersix Hi-mod (2014 リム)に近い感じ!アスファルトとタイヤの間に絨毯を挟んで走っているかと錯覚するレベルです!

フロントフォーク側は、過去最高に近い振動吸収性かもしれない…(*^ー^*)


そして6/3(土)は山岳コースへ。

登りに関しては、さすがにTTバイクなのでやはり多少の重さは感じるものの、ペダリングした力は逃げている感覚はない。

剛性としては、やや硬い方かな?
Ridley Noah Fast (2019 リム)が即加速、Ridley Fenix SLX (2019 リム)が踏んだら2踏み目くらいから加速するのに対して、Deanはその間の1踏み目くらいから加速する感覚だ…まさに中庸…
TTと言う用途を考えると、まさに絶妙な味付け…これなら足残りも良さそうで、ロングのトライアスロンでも大きな武器になりそうです!

ヒルクライムではケイデンスは80rpmくらいの低めのほうが進む感じがしました…ここらへんはポジションのズレが影響してるかもしれないので、サドル高をいじってみて検証が必要かもしれません…

そして残念だったのはダウンヒルの時のハンドリング特性だけどややアンダーステア気味。
コーナーで膨らむ感覚があって最初はかなり怖かったです…(^_^;)
フォークの振動吸収性が高い代わりにやや剛性が足りていないのかな?
これはトレードオフなので慣れるしかない…というかすぐ慣れました…(笑)


そして6/4(日)は再び平坦コースへ。

初日に感じた振動吸収性は慣れてしまっていてもう感動しない…人間の慣れって恐ろしい…(汗)

ただ直進安定性の良さは相変わらず素晴らしく、DHポジションで追い込んでも全く不安がない!
これはロードバイクのクイックさと比べたら雲泥の差です。

この日は片道5.1kmの折り返しコースを4往復追い込んだのだけど、折り返しで毎回ダンシングで加速した際はやはり、少しだけもっさり感を感じたものの、別に1000Wのスプリントとかしない限りは全然問題ないレベルでぐいくい加速します。
むしろトライアスロンを想定した場合、かなり理想に近い味付けと感じました。

ただし残念な点がホイール剛性の影響もあるけどダンシングをゴリゴリすると後輪のシュータッチが少しあったことかな…(^_^;)

以上をまとめて見ます。

(良い点)
・振動吸収性はリア・フロント共に非常に良い
・剛性は中くらい
・直進安定性は良い

(悪い点)
・ややアンダーステア
・BB下のブレーキは整備性は✕、シュータッチもしやすい?
・重い(フレーム重量 1470g)

総じてはトライアスロンと言う用途に限ってみれば、かなり理想に近いフレームな印象!
何より見た目がかっこ良いことが重要ですね!
(*´ω`*)b ←結局そこかい…w

個人的には買って非常に満足でした!!(*´ω`*)

残っているインプレとしては、ロングを走ったときの足残り具合かな?
そのうちインプレの続き書きます!